PDF Arrangerについて
PDF Arranger は、同名プロジェクトの貢献者たちが手入れしている無料ソフトウェアです。複数の文書のページをサムネイルとして表示し、移動・削除・回転したり、まったく新しいファイルにまとめたりできます。カテゴリ のなかで、この項目は Windows 向けの配布に当たります。このアプリケーションは、はっきりと定まった目的に役立ちます。すなわち、ワープロでレイアウトを作り直すことなく、すでに存在する PDF から文書のまとまりを組み立てることです。添付書類を整理したり、ページの順序を直したり、文書の一部を切り出したりできます。
作業の大部分は、ページそのものと、その並べ方に関わります。PDF Arranger を、テキスト修正・文字認識・フォーム設計のための本格的なツールのように描いてはいけません。スキャンしたページは、追加の処理で変換されない限り画像のままです。視覚的な表示は書き出し前にレイアウトを比較するためのものですが、できあがったファイルの確認は欠かせません。元の文書を残し、受け取り手が必要とするページ・向き・ナビゲーション用の目印を確認するために、できた結果を PDF リーダーで開いてください。
読みやすい順序で文書を配置する
まず必要なファイルを読み込み、一ページを動かす前にそのサムネイルをよく見てください。行政向けの書類では、読み手が何度も戻らずに項目を追える流れを組み立てましょう。別々の文書から取ったページをまとめることは妨げられませんが、それでも形式と向きは重要です。縦向きの書類の途中に横向きのページがあるのは意図的なこともあるので、全体をそろえる前に内容を確認してください。配置が終わったら、元ファイルとは異なる名前でファイルを保存しましょう。そして結果を開き直し、ページ数と、書類の各区切りがどこから始まるかを確かめてください。
元ファイルを変えずに必要なページを取り出す
サムネイルを選択すれば、文書の一部分だけを準備できます。表示される番号に注意してください。紙に印刷されたページ番号は、ファイル内での位置と一致しないことがあります。表紙や遊び紙が一枚あるだけで、ずれが生じます。ページのまとまりを消す前に、選択範囲の境界を確かめましょう。複数の受け取り手がいるときは、完全なコピーを一つ残し、別々に書き出してください。この方法なら、変更のたびに書類を作り直さずに済みます。また、特定のページが一人の相手にしか関わらない場合など、実際に送った項目を追いやすくなります。
目的をはっきりさせて回転・切り取りする
スキャナーから来たページは、向きがばらついていたり、余白が広かったりすることがあります。回転を使って見慣れた読み方向に戻しましょう。切り取りは表示される領域を変えますが、隠れた情報の安全な削除と取り違えてはいけません。文書に完全に削除すべきデータが含まれているなら、適切な方法を選び、必要なツールで結果を確認してください。簡素な提示のためなら、調整の前後で得られるサムネイルを見比べましょう。受け取り手が必要とする注釈・番号・署名を切り落とすほど余白を縮めてはいけません。
しおりと特別な機能を確認する
PDF は、目に見えるページにとどまりません。しおり、リンク、フォーム、署名を含んでいることがあります。結合の操作は、これらの振る舞いを変えることがあります。とりわけバージョン 1.14.0 は、書き出し時にしおりが再構築される仕方に変更をもたらしますが、それでもどんな文書でも完全に保持すると約束するには足りません。自分のファイルで本当に使う項目をテストしてください。署名済みのファイルは特別な注意を要します。編集が署名の有効性を問いに付すことがあるからです。署名済みの元ファイルを残し、閲覧や保管向けに結合したコピーを作る前に、受け取り手が何を期待しているか調べましょう。見えるページ内容とともに、クリックできる参照も確認してください。
すぐ使えるパッケージとソースコードを区別する
プロジェクトは、Windows 向けに MSI インストーラーとポータブル版アーカイブを提供しています。これらの配布なら、アプリケーションをコンパイルする開発者向けの手引きに従わずに済みます。公式のリリースページから、自分の用途に合ったパッケージを入手してください。ポータブル版アーカイブは、起動前に全体を展開する必要があります。ZIP ファイルの中から実行ファイルだけを開くと、依存関係が欠けたままになる恐れがあります。インストーラーについては、提示される選択肢を確認し、選んだフォルダをチェックしましょう。ごく最初の起動後は、大きな書類や大きなファイルの連続を扱う前に、小さなテスト文書を二つ試してください。
結合を読みと書きに結び付ける
SumatraPDF は、書き出した PDF の閲覧と確認に向いています。Microsoft Word と LibreOffice は、文書を PDF 形式で作り出す前に、その内容を組み立てるために使います。PDF Arranger は、ページがすでに存在し、並べる必要があるときに出番となります。この役割分担は、ツールの選択を楽にします。段落の誤りは元の文書で直すのが最善であり、誤ったページ順はここで扱います。滑らかな作業の流れのためには、編集用ファイル・元の PDF・最終的な結合物を別々の場所に保管してください。そうすれば、変更の元になった文書を失わずに、以前の段階に戻れます。
主な機能
- サムネイル表示からページの順序を並べ替える。
- 複数の文書を一つの PDF に結合する。
- ページを抜き出して独立した文書にする。
- ページを必要な向きに回転する。
- 各ページの表示部分を切り取る。
- 書き出しの前に不要なページを削除する。
- 公式提供の Windows 向けインストール版とポータブル版パッケージ。
- 最終保存の前に順序を視覚的に確認する。
動作環境
Windows, current distribution compiled as x64; Minimum system version, RAM and disk space not confirmed.
インストール方法
- Open the PDF Arranger project releases page and download the Windows installer MSI package.
- Launch the MSI then follow the wizard and its destination options.
- Complete the installation and open PDF Arranger from the created shortcut.
- Import two test PDFs, rearrange a few pages and save the result under a different name.